野球の桑田真澄氏の本を読んで,
それから昨日の被災地復興支援
サッカー日本代表 VS Jリーグ選抜で
カズ選手のゴールを見て思ったけど,
競技を続けていく上で,努力はもちろんだけど,
継続していくための工夫が随所に見られるように感じました。
(でなければトップレベルを何年も維持できない)
例えば,ゴルフを例の挙げると,ゴルフの場合に必要な体力は,
18ホール歩ききること(競技の場合・・・普通はカート乗れるから)
競技志向のプレーヤーなら
18ホール×競技日数分
「頭がはっきりした状態でラウンドしなければなりません」
(労働的にはプロキャディの方がきついです)
ゴルフは将棋に似た部分もあるのですが,「頭の中のエネルギーを消費して」
ボーっとして凡ミスをする場合があります。
(この辺はメンタルではなくてただの体力不足)
いきなり走るのは難しいですから,
まずは良い姿勢を作って歩く練習からはじめると良いです。
次にゴルフの場合なら
走るときも,マラソン的な体力はあまり必要がないので,
有酸素と無酸素の境くらいのペース(乳酸がたまり始める手前くらいが良いです)
僕の場合,ゴルフ場にいた頃はそれこそ1時間以上走ったりもしていましたが,
「体重が減るので意味がない⇒私の場合は球が軽くなる」
ことに陸上の日本代表の先生のお話を聞く機会があって,
科学的なトレーニング方法を知って気がつきました。
たとえば,他のスポーツとともに考えても
バドミントンは上級者と初心者ではガットの張り方(テンション)が異なりますよね。
ゴルフでもクラブフェースのフック角(左向き度合い)やフレックス(硬さ)が異なります。
技術のニーズとともに使用するギアが変わるのです。
だから走ること一つとっても(陸上選手なら当たり前なんでしょうけど)
マラソンランナーは練習用よりもレース用は
より底が薄いシューズを使用するそうです。
(地面からより反発力を得てスピードを増すために)
つまり,反面,体の各部位にかかる負担が増大します。
何が言いたいかというと,
だから最近は走るときでも心拍数を意識したり,
なるべく土のグラウンドを走るようにしています。
(今は,ほとんど差がないことが,後々で響いてくるはずだから)
たぶんですけどね・・・小中高でスポーツのエリートが育つ背景には,
周りがエリートであることはもちろんだけど,
(自分もそうなれるというモデルがそばにあるから)
科学的な根拠のある練習をつませるスタッフがいるからではないでしょうか??
自分が何にも知らないことを知って,
適切な情報はシェアしていくことが大事だと
最近は感じるようになりました。
私がこれからかかわる人に
いつまでも楽しく成長してもらうためには,
(1)何を目標としているのか?どう変わりたいのか?を理解すること
(2)その目的に対して効率の良いなるべく科学的な(再現可能な)アプローチをすること
(3)なるべくバイアス(偏見)をかけないで,人に接すること (例:ピグマリオン効果)
今のところそういうことを考えています。
※つまり変化の速度は違っても,確実に成長することができると私は考えます。