今日はゴルフに必要な
思考方法についてです。
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それは
何かというと…
「常に逆算思考」をする!ということです。
思い出した時に時々、
ではなくて
「いつでも逆算思考です」
普段から考えていることの質が自分のプレーの質になります。
例えば皆さん、深いバンカーや林に入って、横に出したにもかかわらず、
「距離は届くけどまたしてもグリーン狙えない」
という状況になる方はいませんか?
よくある話ですが、
ボールを横に出しすぎて、
前方にある木が邪魔になってしまうのは、
「その地点にいってようやく気づく」
からです。
ゴルフの上級者はトラブルになった時に、
どういう思考の手順をしていると思いますか?
(今のあなた自身の現状とは一切関係なく、上達する気がある人は、心に留め置いてください)
@まず平常心でいるようにします。
演技でも良いから焦っていないふりをしてください。
冷や汗ダラダラでもニコッと笑いましょう。
そしてやることは、
ボールのライの客観的把握です。
余裕がないとこの時点でミスをします。
Aグリーンが狙えるか判断し、結果狙えないと判断・決断した場合…
「次のショットがどこからだと打ちやすいか?」
を考えてみてください。
B次に「もし本当にその地点にボールが飛んだとしたら」
本当にそこから狙えるか?
再度検証してみてください。
(重要)
Cボールを林から横や斜め前に出す時に
「距離を明確」にしてください。
例えば、40ヤード以上70ヤードは打てるのであれば、
僕だったら「中点の55ヤードを打つ」
ことに気持ちを集中させます。
少し余談ですが、
アプローチが寄らない、
林から適切に出せない理由の一つは逆算思考が弱いことと
距離の把握が曖昧だからです。
(距離感の作り方は、10ヤードが実際どれくらいか日常生活で測っておくと良いでしょう)
1ヤードは91.44cmです。
常に逆算思考とは、
「練習のときに、林に入ったときに使う20ヤードのあのショットに全力を尽くすために」
今現在、
「7番アイアンの8-4時」を打つ、
という気持ちで練習することが、
常に逆算思考という意味です。
何となく打っている回数の多さが、
めぐりめぐって
「コースで焦る元になります」
「想像力を使って冷や汗と吐き気がするくらいの気持ちで打つ10球」と
「球数をこなす(もしくはそういう意図すらもない)100球」では、
断然練習の効果が前者の方が出ます。
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☆逆算思考チェック
@学生時代の宿題や、嫌な仕事はあとからまとめてやるタイプだ。
A自分は時間的に追い込まれた方が力が出るタイプだ(と思い込んでいる)。
B約束をドタキャンすることが多い(体調不良以外で)。
Cトラブルになった時にすぐに焦る。
3つ以上当てはまる方は、練習のときに気をつけてみてください。
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よく考えて頂いたら、わかるのですが、
ゴルフに逆転ホームランや挽回という言葉はありません。
バーディーが取れるプロであっても、
試合の途中のホールで勝負が決まることは普通によくあります。