さてさて今回も素晴らしかった
石川選手の第3日目の15番ホールの
彼のインタビューを聞いて,
「さすがだな」と思ったので記録に残しておきたいと思います。
(以下:石川プロをI,中嶋常幸プロをNと表記)
池越えのパー5で
2オンに成功したものの(☆の位置),
傾斜の関係で
カップを狙うにはAのラインを通さないといけない
(つまり一度グリーンの外を通る)状況です。
しかし,ボールはBで止まってしまいましたが・・・
そして(たしか結果的には)ボギーになってしまいました。
この場面を振り返るやりとりです。
(テレビで見ていて記憶があいまいですが)
N「あの位置からウエッジは考えなかった?」
I「いえ,パターで打とうと。始めから(カップを狙わないで)すぐにラインを外れてしまうのは嫌だったので」
つまり,振り返れば,
Cの方法もあるということは認識しているけれど,
またウエッジで打つことも分っていたけれど,
パターで打つと決断して,
しかも,
「Cのラインに打って,バーディで良いや」
みたいな思考で戦っていないのだなと
いうことがはっきりとわかりました。
私が,
改めて言うまでもないことですが。
ちなみに,プレーヤーとしての私は瞬間的に
Cの逃げラインが浮かんでしまいますけどね(笑)
ちなみに
同じ状況から
選択できるルートと成功率の数が感覚的にわかることが
アプローチの上達にかかせないと思います。
「私はこれくらいしか出来ないとか」
「自分なんか上手くなれない」
っていう
リミティング・ビリーフ
(可能性を制限する信念)
が少ないか,
ほとんどないように
「習慣づけられているのだ」と
私のあくまでも単なる主観ですが,
そのように感じました。
(コースマネジメント的な説明は省略したので,
意味が分らない方はすみません)
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