ゴルフに「流れ」ってないと思うのです.
(調子が悪い日はあるけど…)
上達すればするほど,
「次のショットと前ショット」は
「区切って」考えることができるようになります.
しかし,初心者の頃は,
ティーショットをミスして,チョロすると
それを挽回するべく,
ラフからスプーンを持ってみたり…
本人以上に「まわりがそれは無理じゃないかな…」
と思っているのものです.
あるいは,無理なチャレンジをあえて行う,
その行動の裏には
「失敗しても恥ずかしくない」
という気持ちが隠れている場合もあります.
「こんなところから刻めるか」
という見栄もあるときもあります.
単純に覚えていなくて繰り返していることもあります.
無謀なのか
「勇気ある挑戦」なのか,
自分のデータをとって
「何%ならトライするのか」
自分の基準で,「統一の基準で」判断したいものです.
あと,できたら,
「何でそのショットを打とうと思ったのか?」
自分に問いかけると,
「1打前のミスを取り返そうとして」
「スコアが悪くなってきて,どうでもよくなったから」
とか
「そのショットそのものの難易度を考慮していない」等の
パターンが見てくると思います.
スコアが悪くなってくると「どうでも良くなるのは」
ある心理学の本に書いてあった良い例なんですが
「前科4犯も5犯も同じ」と考えることに似ています.
ベストスコアが出ないなら「楽しくない」のなら,
ゴルフは苦痛に満ちたゲームかもしれません.
対処法としては状況別「自分ベスト」を作るのです.
例
「雨の日ベスト」
「難しいコースベスト」
「風の強い日ベスト」
「吹雪の中ベスト」
「グリーンに水浮いちゃったベスト」
「うるさい人と回ったときベスト」
「しゃべらない人と回ったときベスト」
「自分より上手い人と回ったときベスト」
「嫌いなあの人と回ったときベスト」
「体調悪いときベスト」
「つらい出来事があったときベスト」
もし,絶対ベストスコアが出さないといけないとして,
暴風雨でボールが前に飛ばないときベストがでるなら,
「暖かい晴れている日」に
もっとゴルフが簡単に感じると思います.
8番で80ヤードしか飛ばない日にゴルフやりましたけど
(強風・豪雨で試合が中止になった日)
雷以外なら意外と楽しいものです.
話を戻しますと…
「わかっちゃいるけどやめられない」
をやめたら
どうなるでしょうか?
劇的には変わらないかもしれないけど,
ちょっとずつ変わる気がしませんか?
たまのゴルフなんだから,
「OBでもいいから」飛ばしたいなら,
それはそれでありです.
それはスタイルの問題ですから.
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