2010年12月08日

音楽と感情の生起・・・仮説:自動的に上達のサイクルに乗せるために

皆様は

「どういう感情でゴルフを練習しているでしょうか?」

年末になり,ラジオや街中からではクリスマスソング,

例えば,マライア・キャリーの曲とか流れますよね…

あれって,ある種の洗脳?じゃないかなと勝手に感じたりします.
(ちなみに私はあの曲を聴くと無意味に楽しくなるので好きです)


つまり,心理学や苫米地英人(脳機能学者)さんのいうところの,

「恋人たちのクリスマス」の曲がトリガー(引き金)となって,

「楽しいという感情」が生起するのです.
(私の場合ですが)

人によっては,
「マライア」の曲を聴く,「楽しい思い出が蘇る」
⇒「購買意欲が増す」という行動パターンを示す方がいるかもしれません.

このことを理解した上で楽しんでいるなら良いのですが,

もし無意識的にこの行動をさせられているのなら・・・
ある種の洗脳なのかもしれません.

しかし,逆に言えば
「心に残るダメージを受けたのがたまたまクリスマスで
この日にこの曲を聴いて強烈に頭に残っている人は」,

全く逆のパターンを起こすこともまたありえるでしょう.

これをゴルフの例に置き換えます.

私は学生時代までは,
「自分で行動の計画を立てて,一人で判断する」ことが好きでした.

「正直,人(外野)のいうことは悪意に満ちたものだ」と思っていました.

全くお恥ずかしい話です.


しかし,ゴルフ場に入ると(社会に出始めると)

「私にとっては無意味な門限と24時間体制での監視」が始まりました.

どういうことかというと,どこにいても

「電話が鳴ったら,すぐにこなければならない(休日を問わず)」
「監視者が2階に住んでいて,私の車が止まっていることが24時間体制で分かるので,勝手に部屋に入ってきたり,『外出していると今どこにいるんだと必ず聞く』」


これが始まったのも私のせいではなく,
「一緒にいた練習生の女が深夜に逃げ出したから」
⇒連帯責任だ,ということらしいです.

全く意味不明です.


なぜ22〜24歳くらいの私が従っていたのかというと,


「プロゴルファーになるためにはゴルフ場にいなければならない」
という思い込み
(冷静に考えれば,フリーでやることも可能だった)



「私が規則を破ると先輩たちが『連帯責任で練習が禁止になる』」,
にもかかわらず
先輩たちには
『この規則そのものがない』

ゴルフをやっていても否定的な言葉しか聞こえない
「75」打ったら「おまえには生きてる価値がない」とか,


今思ってもおかしな状況で,
監視されながらゴルフをしていて,
自分のコントロールがほとんど0の状況になった私は,

精神的におかしくならない為に,
そこから全力で「演技=従っているふり」をしていました.


(ちなみに監視をされ続けると,「人間は段々と生きる気力」が減るそうです.
そんなときはナチの強制収容所の話を描いた「夜と霧」を読んだりしていました)


どう考えても無意味な状況で,すぐにやめればよかったのに,

当時はよく中島みゆきの

「ファイト!」を聞きながら,走ったり,ボールを打っていて,

その曲の一節の

『悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる』

の文字通り,

手のひらから血も出たり,怒りで震えるようになりました.

つまり,
「単純に楽しかったゴルフ」
が,
(初めの頃に熱中できたからこそ,すぐに70台が独学でも見えたわけですが…)


いろいろとやっていく中で,
「ゴルフの練習をする」⇒「ファイト!を聞く」⇒「悔しくて震える」


反応が簡略化されて
「ゴルフ」⇒「悔しくて意味のないもの・怒り」

という反応になって行きました.

当然,アプローチやパットが適当になり,

「80打っても悔しくない」状況…無気力になっていったわけです.



ここまでは自己分析がすんでいるのでOKなわけです.

その環境でもゴルフを続けていたのは,
「結局,ゴルフが一番好き」だし,
「先生や,先輩たちにいろいろ教えて頂いたり,お客様やその人以外の従業員の人に本当に助けてもらったからです」

ありきたりの言葉ですが
「皆様のおかげなのです」

その結果,この『PPGラボ』が生まれたのです.

それで,話はここからです.

要するに,

この状況は
『非常にまずい』
ということにはっきりと気づいたわけです.


具体的な行動として,
・「自分自身の心理のメンターとなる人を探し,自身の感情を吐き出す」
・適切な本を読む
・環境を変える
・体のケアをして,競技に出続ける

ことを始めました.


☆私なりの仮説を申し上げると☆

ゴルフでモチベーションを絶やさず上達するためには,

「練習していて」⇒「楽しい」⇒「工夫する」⇒「諦めなくなる」⇒
「上達する」⇒「楽しい」⇒「練習する」…

というサイクルに「自動的に」乗せることです.


「夢を持つことです」

技術は当たり前なんですが,
「どれだけクライアントさんの感情を受け止めてあげられるか」
「どこへ自分が行きたいのか?」

ということをケアできると,優秀なコーチになれると思います.


私があえて「Happy」と再三繰り返しているのは,

結局,
「楽しさ」がそこにないなら
「ゴルフやっていても面白くないし」
「上手くなりたいと思わない」のではないでしょうか?

できれば,
「生活にゴルフがあって」

最高の人生だったと思えるような環境を一緒に作っていきたいからです.

このアンカーとトリガー
「パブロフの犬」
というか条件反射や,感情の生起およびコントロールっていうのは

かなり大事な「キーワード」だと思っていますので,
また連載します.




posted by Mr.K at 14:35| 【コラム】ゴルフは8割メンタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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