あえて,「80切り」の項目にアラインメントの重要性を書きます.
例えば,
コースで右サイドのOBゾーンへボールが消えていく,
そんなとき,
「ああ!また,スライスだ〜」
と叫ぶ人がいますよね.
確かに本当にスライスしている時もあります…
しかし,実はただ単に
「打ち出し方向が初めから右にズレている」だけだったりします.
同じことは自分では「フックだと思っている球」にも起こっています.
これは,ある程度練習で矯正していくことが出来ます.
(もしくは球筋を正しく見る目を養うことが出来ます)
やり方は,
「目標とボールを結んだ直線上のボールから1mくらいのところにゴムティーやスポンジを置く.」
(注:硬いものを置いておくと,トップしたボールがそれに当って跳ね返る危険があります)
それだけです.
球筋がわからないのは,ボールと目標の2地点しかないせいではないでしょうか?
スパットがあれば(3点あれば),打ち出し方向が見えます.
そして,このスパットの上をボールが通過するようになれば(結構難しいですが…)
かなり打ち出し方向が安定している
と言えます.
(この話は,あくまでも「完璧なストレートの球」について述べているので,ドローやフェードを求めている人は,ボールの打ち出し方向が自分の意図したとおりのものであるか,を考える必要があります)
ナイスショット(芯を食うあたり)でOBゾーンに消えるのはものすごく悲しいですから…
練習場での意識一つで,ショットの安定性が高まるはずです.
同様に傘やクラブをスタンスラインと
並行において打球練習を繰り返すことで,体の向きがイメージできるようになります.
かなり重要な基礎(アラインメント=方向取り)なので,常に実践していただきたいです.
目標に対して正しく(意図どおりにスタンスを取る)ということは非常に難しいことなので丁寧な繰り返しが必要です.