2010年07月17日

感情をコントロールするテクニック


 
 ゴルフでは感情をコントロールすることが求められますよね.
例えば,「怒り」です.人によっては,怒りを大いに発散して,ケロッと忘れて次のプレーに入ったほうがよい人(よく言われる10秒ルールなんかがそうですね)や,感情を全くあらわにしないで淡々とプレーしたほうが良い人がいます.

 個人的には,淡々とプレーしたほうよいと言う結論に達しました.
 怒りが沸いてきたときは,普段から練習している腹式呼吸をします. 
おそらく性格(例えば内向的,外交的とかの)と何らかの関係があると思います・・・

 しかし,プレー中の感情や止めたいと思ってる癖(1発のOBでそのあとのゲームを台無しにしてしまうような投げやりな態度をする・無謀なショットを挑戦と勘違いする)を改善するのは難しいですよね.

しかし,それを改善する良い方法を本で見つけました.


禅ゴルフ/ジョセフ・ペアレント著/ の中で紹介されている,チェック・トリックと言う方法です.

たとえば,治したい悪い癖をスコアカードの名前を書く欄に書き込みます.
私の場合でしたら,「ネガティブなこと」「“今ここに”以外のこと」と書きます.

 ラウンド中にネガティブなイメージが浮かんだら,「ネガティブなこと」と書いた横に正の字を書いていきます(学級委員の選挙の要領です).
それ以外に,12番ホールにもいるときに,「13番のティーショットが不安だ」と言うように,今,ここ以外の場面に意識が飛んでいることに気付いたときは,「“今ここに”以外のこと」
に同じく正の字を書いていきます.
 
 「禅ゴルフ」によれば,特にその癖を止めようと思う必要はないが,癖が出たら,毎回チェックするのが大事だと書いてあります.


 この結果驚くべきことが起こります.
1,治したい癖がラウンドするごとに改善されていく・・・つまりチェックの数が少なくなる!
2,ある特定のホールで,その悪い癖が出るならば,そのホールに苦手意識を持っていると言うことになり,具体的に練習すべき課題が見つかりやすくなる.

お手軽なので,試してみてください.

posted by Mr.K at 17:27| 【コラム】ゴルフは8割メンタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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